2021年、明けましておめでとうございます。

新年、明けましておめでとうございます。

昨年は大変な年になりました。フォトグラファーも言わずもがなですが、撮影もどこに行くにも不便な状況が続いております。オランダは昨年の12月中旬よりロックダウンが始まりました。

例年、大晦日は通り沿いに花火が打ち上げられて、賑わいを見せます。今年は小規模ながらも花火が上がりました。

一応、政府は花火の中止を呼びかけていましたがオランダでは31日から年明けの数時間が花火解禁になるので、全ては止められません（毎年、死人や暴発で手足を失う人もいるくらい激しいです。日本では想像できません。。。）。

このロックダウン下で何ができるか、街の様子を動画で記録することにしました。

これが後々に何かしらの形になればと思います。

現在、取り組んでいるプロジェクトは2014年からの「枝川一丁目十畳長屋」のアーティストブックの作成をしております。2019年に日本のReminders Photography Stronghold ギャラリーにてアーティストブックのワークショップに参加し、初めてのことに時間がかかりながらも地道に続けております。

また第二次世界大戦を経験した日本兵の兄弟お二人をテーマにした「国破れて山河あり」はクラウドファンドにて出資金を得て、日本での取材スケジュールを計画していた矢先にコロナの感染拡大でストップしてしまいました。

こちらは完全に停まっている状態でもどかしさを感じております。

それでは、2021年は皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川上真